モザイクタイルの大きさは?サイズ比較
タイル一粒の大きさが少しでも変われば、見た目がグッと変わります。タイルのサイズ別比較を参考にお好みのタイルを探しましょう。
モザイクタイルのサイズ感
モザイクタイルとは表面積が50平方cm以下の小型のタイル。簡単に言うと、タイル1辺の長さが5cm以下の小さなタイルのことです。
バラ1粒が1cmや2.5cm、5cmなど様々なサイズがあり形も可愛く、雑貨や小物を飾るタイルクラフトに最適です。
壁用タイルは便利なシート状
バラタイルが沢山くっついて1枚のシート状になっている
小さなモザイクタイルは壁に貼る場合はシート状になっています。シートは1枚、2枚と数えます。
理由はタイル貼りの作業効率をあげるため
もしクラフトで使うような小さなモザイクタイルを、一粒ずつ広い面積の壁に貼っていたら作業に何日もかかり大変です。
そこで小さなバラタイルを1枚のシート状にすることで、作業効率があがり、また真っ直ぐ水平に綺麗に貼れるようになっています。
壁や床へのタイル貼りではシート状になったモザイクタイルを何枚も貼って施工します。この写真はシート6枚をあわせたイメージで、こんな感じにペタペタと貼っていきます。
1枚のシートは基本約30cmの正方形
モザイクタイル1枚シートのサイズは基本約30cm。
写真はバラ1粒が2.5cmタイルで、縦12列×横12列=144個のタイルが網のシートにくっついて、約30cmの正方形のシート状になっています。
シートには裏ネットと表紙貼りがある
・裏ネット貼りタイル(裏ネット)
タイルの裏にネット状の網が貼ってある裏ネット貼りタイル。
特徴は表面のタイルが見えるので、壁や床との接着の際にタイルの位置を簡単に合すことができます。施工の際はネットごと貼り付けします。接着剤のはみだしや目地のラインも見えるので、裏ネットならDIY初心者さんでも気軽にタイルを貼ることができます。
・表紙貼りタイル(表紙貼り)
表面に紙が貼ってある表紙貼りタイル。
糊で紙とたくさんのタイルを接着しています。表面に紙が貼っているので、タイルの色や柄は見えません。タイル貼りつけ後に紙を剥がす作業があります。
特徴は裏ネットほど動きが出にくいので、素早くキレイに次々と貼ることができます。忙しい職人さんにはもってこいです。
「裏ネット」と「表紙貼り」見た目や特徴の違いはありますが、完成に違いはありません。施工、貼るときの作業が違うだけで、同じ仕上がりになります。
大きさ毎の見え方を比較
洗面台やキッチンにタイルを貼りたいけど、タイルのサイズ感やイメージがつかめないのであきらめてしまう方が多いです。そこで、違うサイズのタイル4種類を手洗カウンターに貼って、徹底比較してみました。
比較材料
比較するタイルは白色で統一しました。全く同じ種類ではありませんが、タイル一粒の大きさによる差は分かりやすくなると思います。
サイズは左上から時計回りに10mm、15mm、25mm、50mm。
手洗器は「Sオーバルカウンターセット」を使用します。
サイズは奥行300mm×幅650mm×厚み25mm。
タイルをサイズ別で比較
4つのタイルをサイズ別に同じ角度で写真撮影しました。
タイルの高さはすべて15cm。写真左上から10mmタイル、時計回りに15mm、25mm、左下が50mm角タイルです。
10mmタイル
15mmタイル
25mmタイル
50mmタイル
タイルの大きさ、サイズによってこんなにも見え方に違いがあります。みなさんはどれが一番しっくりきましたか?
大きさから選んでみる
4つのサイズを比較してみましたが、どれも違った良さがありますね。
どのサイズのタイルを選ぶかは空間のテイストやバランス、デザインを考えて選びましょう。