- ホーム
- 製品のお手入れについて
製品のお手入れについて
「ボウルの水垢、どう落とせばいい?」「真鍮製品のサビが気になる」そんなお困りの声や、「買ったばかりのピカピカのトイレットペーパーホルダーを綺麗に保ちたい」なんて声も頂きました。
当店で取り扱っている製品のお手入れ方法をご紹介します!
まずは素材を確認
材質や仕上げ方法、色によってお手入れ方法は変わります。お手入れ前に必ずご確認ください。
部材名 | 素材名 |
---|---|
手洗器・洗面ボウル | 陶器、磁器、焼き物(信楽 / 美濃)、強化ガラス、タイル…など |
蛇口(水栓) | 真鍮、青銅…など |
給排水部材 | 真鍮…など |
カウンター | アイアン、天然木、人工大理石…など |
トイレットペーパーホルダー | 真鍮、ステンレス、アイアン、陶器、木製…など |
タオル掛け | 真鍮、ステンレス、アイアン、陶器、木製…など |
スイッチプレート | 真鍮、アイアン、陶器、磁器、琺瑯、木製…など |
仕上げを確認
仕上げ方法は大まかに分けると、素材を研磨して美しくする「磨き仕上げ」と、塗装することで色をつけたり質感を変える「塗装仕上げ」の二種類があります。
磨き仕上げ | 真鍮PVD仕上げ、真鍮クローム仕上げ、ヘアライン加工…など |
---|---|
塗装仕上げ | クリアー仕上げ、ブラック仕上げ、古色仕上げ、古白色仕上げ、パシフィックブルー仕上げ、ブロンズ仕上げ、アンティーク仕上げ…など |
塗装仕上げのものを研磨剤で磨くと、塗装が剥げて素の色が見えたり質感が変わってしまうため仕上げ方法はよく見ましょう。
真鍮製品のお手入れ
真鍮製品は経年変化による変色や、緑青(ろくしょう)とよばれるサビなどが発生することがあります。
これらは革製品同様、育てることで「味」となりますが、気になる方はお手入れしてください。
磨き仕上げのもの
変色、汚れは金属磨きで磨いて落としましょう。柔らかい布に適量をとり、汚れがとれるまで磨いてください。十分磨けたら別の乾いた柔らかい布でよく拭き取ってください。
緑青が出た場合、小さいものであればクエン酸スプレーを吹きかけ、柔らかい布で優しくポンポンと拭き取ると綺麗に落とすことができます。
塗装仕上げのもの
塗装仕上げの製品は磨くと塗装が剥げてしまうため、基本的に磨くことは厳禁です。塗装で経年変化が起きにくいようになっていますが、定期的に柔らかい布で拭き上げておくと綺麗な仕上げを保てます。
緑青が出た場合、小さいものであればクエン酸スプレーを吹きかけ、柔らかい布で優しくポンポンと拭き取ると綺麗に落とすことができます。
またクリアー仕上げの場合は、塗装が剥がれて来た際に研磨剤で磨いても構いません。
銅製品のお手入れ(青銅)
銅製品には黄銅と青銅のものがあります。黄銅と書かれているものは真鍮と同成分なので、そちらは真鍮のお手入れを参考にしてください。
磨き仕上げのもの
磨き仕上げのものは金属磨きで磨くと汚れを落とせます。柔らかい布に適量をとり、汚れがとれるまで磨いてください。十分磨けたら別の乾いた柔らかい布でよく拭き取ってください。
塗装仕上げのもの
塗装仕上げの製品は磨くと塗装が剥げてしまうため、基本的に磨くことは厳禁です。 塗装で経年変化が起きにくいようになっていますが、定期的に柔らかい布で拭き上げておくと綺麗な仕上げを保てます。
ステンレス製品のお手入れ
ステンレスは錆にくい金属ですが、ご利用の仕方によっては錆が発生する事があります。
日々のお手入れ
定期的に水拭きをし、乾いた布で乾拭きをしてください。
定期的なお手入れ
錆が発生した場合は、スポンジや布に中性洗剤をつけて汚れを落とし水洗いしてください。
そのあとは乾いた布で乾拭きをしてください。
市販のステンレス用清掃薬液を使用してもかまいません。
鏡面仕上げの製品で光沢がなくなってしまった場合は、柔らかい布に金属磨きを付けて磨くと光沢が戻ります。
磁器製品・陶器製品のお手入れ
手洗器や洗面ボウルの場合は、使用後に水をさっと拭き取ると綺麗さを保てます。 タイミングを決めておくと維持がしやすいでしょう。
日々のお手入れ
柔らかいスポンジに中性洗剤をつけて優しく洗い、乾いた布で乾拭きをしてください。
水垢(カルキ)汚れのお手入れ
汚れが気になる部分にキッチンペーパーを当て上からクエン酸スプレーを吹きかけます。乾燥を防ぐためにサランラップを巻き、5分ほど置いてスポンジで磨くと綺麗に落ちます。
※メラミンスポンジでこすると細かい傷がつくのでお控えください
まとめ
- お手入れする前にまずは「材質」と「仕上げ方法」を確認しましょう。
- 「磨き仕上げ」の場合は金属磨きで、「塗装仕上げ」の場合は柔らかい布で定期的にに拭き上げましょう。
- 緑青が出た場合はクエン酸スプレーを吹きかけ、柔らかい布で優しく拭きましょう。
- どの材質の製品もメラミンスポンジを使用すると痛む場合があります。