タンクレストイレをデザインで選ぶ
一口にタンクレストイレと言っても、シャープなフォルムから、ゆったり安定型までデザインはいろいろ。デザインで気に入ったものがあれば、それを選びましょう。
あまり違いを感じない方は、次のステップ「メーカー独自機能で選ぶ」へお進みください。
タンクレストイレのデザイン
LIXIL(INAX)サティスSタイプ
サティスSタイプは、発売当初からのコンセプトを引き継いだ、コンパクトでスッキリしたデザインになっています。
奥行き65cmとタンクレストイレで最小。従来のトイレよりも13cm、他社のタンクレストイレと比べてても5cm以上コンパクト。
横から見ると鋭角です。見た目スッキリ、また立つ時に足を後ろに引けるので立ちやすいという効果もあります。
前から見てもサイドが細くなっていて、スッキリしています。
LIXIL(INAX)サティスGタイプ
サティスGタイプは今までのサティスシリーズの流れとは違い、少し大きめのゆったりしたデザインです。もともとLIXILサティスといえばコンパクトなイメージ。意識してゆったりめに作られたのかもしれません。
奥行き72cmとゆったりしたデザイン。
全面ぐるっと陶器でなので、すっきりとして掃除しやすいです。他のタンクレストイレは便器後ろの部分が樹脂になっています。
前から見てもどっしりしています。安定感があると言って好まれる方もいらっしゃいます。
またトイレの中・鉢内も特徴的です。後述する「すみずみウォッシュ」という機能のため、鉢内に急な傾斜がついています。
TOTOネオレスト
TOTOネオレストはゆっったりとしたデザイン。奥行きは69.2cmとタンクレストイレとしては大きい方です。
横から見ると便座と便器の下部の大きさに差がなく、どっしりとしています。
前から見ても側面はスッと垂直になっています。
デザインは2種類あり、シャープなフォルムのAHタイプと、やわらかい丸みのあるRHタイプがあります。機能はほぼ同じなのでお好みでお選びください。
Panasonicアラウーノ
Panasonicアラウーノは、奥行きは70cmとタンクレストイレとしては大きい方です。
上から見るとやや角ばったフォルムが特徴です。
横から見たデザインは、他のタンクレストイレと違いはありません。
その他の特徴は便器のフチ。汚れダレ防止の段差があります。
まとめ
タンクレストイレの主要4シリーズについてデザインを見てみました。細かく見れば違いがあるので、好みのデザインがあればそれを選んでいいと思います。
とはいえそんなに大きな違いはないので、あまり差を感じないという方は次に説明するメーカー独自機能で選ぶという方法もあります。