タンクレストイレのグレードを選ぶ
トイレを選ぶには機種だけでなく、必要機能を考えてグレードも選ぶ必要があります。タンクレストイレには様々な機能がついていて、同じ機種でもグレードによって機能と値段が違います。
機能を1つずつ調べていくのも楽しいですが、グレードを決めるだけなら次の順番で考えれば整理しやすいです。
グレードの選び方
おしり洗浄機能はタンクレストイレには必ずついています。
まずおしり洗浄機能ですが、タンクレストイレでしたらどのトイレにも標準でついています。
それさえあれば他の機能はいらない、という方はベーシックグレードを選びましょう。
ベーシックグレードでも温水洗浄だけでなく、暖房便座や脱臭という基本機能もついています。
ちなみにおしり洗浄機能は各メーカーによって商品名が違います。LIXILが「シャワートイレ」、TOTOが「ウォシュレット」、そしてPanasonicが「ビューティートワレ」です。
ベーシックグレードの商品
温風乾燥機能は必要ですか?
ベーシックグレードには温風乾燥がついていません。おしり洗浄だけでなく温風乾燥も必要、という場合は温風乾燥グレードを選びましょう。温風乾燥機能がつくと機種にもよりますが、定価で1〜2万円ほどアップします。
温風乾燥グレード
フタの自動開閉は必要ですか?
温風乾燥つきのグレードのさらに上のグレードには、フタの自動開閉がついています。フタの自動開閉機能が必要でないのなら、温風乾燥までのグレードを選びましょう。フタの自動開閉機能がつくと、機種にもよりますが定価でさらに4万円ほどアップします。
フタ自動開閉グレード
さらに付加機能が必要ですか?
最上位グレードになるとさらに付加機能がついています。機種にもよりますが定価でさらに4万円ほどアップします。
付加機能には次のようなものがあります。
夜のトイレで天井照明をつけなくてもトイレができるように、小さなライトがついています。(サティス、ネオレストではフタ自動開閉グレードにこの機能がついています)
暖房機能でトイレルーム全体を温めます。
イオンの効果で消臭・除菌をします。
センサーが人の動きを検知し、使用する時だけ便座を温めます。約6秒で、26度まであたためます。
リラックスミュージックが流れます。
スマートフォンをトイレのリモコンとして使えます。
まとめ
最近のトイレにはいろんな機能があって迷ってしまいますが、上記のような整理で必要な機能を持つ機種とグレードがだいたい分かるかと思います。いろんな機能があると便利ですが、機能が増えるとそれにあわせて金額もあがります。必要な機能はなにかを考えてグレードを選んでください。