タオル掛けの高さや位置
トイレには手を洗った後に手を拭くためにタオルが必要です。そしてタオルが必要なら当然、タオル掛け(タオルハンガー)も必要です。
さて、このタオル掛けですが、どんな位置につけたらいいのでしょうか。
手洗いがタンクありトイレの場合
位置:タンク手洗いのすぐ横に取り付ける
タンク手洗いの場合は、タンクのすぐ横にタオル掛けを取り付けるのが一般的です。タオルと手洗いの距離が近ければすぐ拭けるので、まわりに水滴が落ちることを防げます。
高さ:タオルバーの場合は手洗いの高さにタオルがくるように取り付ける
タオル掛けの取付ける高さは、一般的に120cmぐらいと言われています。
トイレにはいわゆるフェイスタオルと呼ばれる大きさのタオルを使うことが一般的です。
フェイスタオルの大きさは、幅34cm×長さ85cmほどです。タオル掛けにかけるとタオルの長さは半分になるので42cmぐらいになります。
よって高さ120cmのタオル掛けにタオルをかけると、80cmから120cmぐらいにタオルがきます。
タンクの高さが90cmほどなので、手を洗うと、手はタンクの上にあるので、高さ100cmぐらいになります。
これなら、洗った手をそのままの高さでタオルに向けると手がふけます。そのため、タオル掛けの高さは120cmぐらいがよいと言われています。
高さ:タオルリングの場合は少し高めに取付ける
タオルリングの場合はリングの大きさの分だけ、タオルが下にさがります。
トイレ用のタオルリングは直径15cmほどのものが多いので、その場合逆に15cm高く設置する必要があります。
タオルバーと同じ高さに取り付けてしまうと、低すぎる場合があるのでご注意ください。
タオルリングの形により下にさがる幅は違うので、取り付ける製品の形をみて取り付ける高さを調整してください。
手洗いがトイレ本体とは別にある場合
手洗いが別の場合は、手洗いの近くにタオル掛けをつけます。タオル掛けを手洗いに合わせて使い勝手の良い位置に取付けてください。
手洗いの形や大きさ、場所によって、タオルがどこにあると便利かが変わります。
タオル掛けを取り付ける前に、一度どんな使いかたをするか考えてみてください。
手洗いの下に取り付けることもあります。手を洗ってから体をひねることなく、そのまま手をふけますね。
手洗いの横の壁につけることもあります。手洗いのほぼ上でも良いですね。
コンパクト手洗いの上にタオル掛けをつけているので、とても省スペースになっています。
まとめ
- タンクありトイレの際のタオル掛けの取付け高さは、一般的に120cmぐらい
- タオルリングの場合は+15cmほど高めにつける
- 手洗いが別の場合はどんな使いかたをするか考えて位置を決める
タオル掛けは一度とりつけると、よほどのことがないかぎり場所を変えることはないと思います。
どこにあっても使えるといえば使えるのですが、使いやすい場所にタオルがあると気持よく使えます。
難しいことではないので一度どんな使い方をするのかイメージしてから、取り付け場所を決めましょう。