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タオルは2つ折りだと乾きが悪い?
といれたすでは色々なタオル掛けを取揃えていますが、大きく分けると「バー型」と「リング型」に分かれます。
一般的にはタオルリングだとタオルが2つ折になるので乾きが悪くなると言われていますが、本当にそうなのか実験してみました。
実験の内容
実験方法
同じタオルを2つ用意してそれぞれで手を拭きます。タオルは水を含んだ分だけ重くなるので、これをハンガーに干します。1つは折らずに干し、もう1つは二つ折りにして干します。
これらを1時間置きに重さを量り、もとの重さに戻るまでの時間を調べます。
実験はといれたす店舗内で行いましたが、室内の温度は26から28度、湿度は56%でした。
実験開始
まず最初に乾いた状態のタオルの重さを量ります。1枚の重さは61グラムでした。
手を洗ってタオルでふきます。1回だけでは重さがあまり変わらないので、10回ふきました。
結果は10回で91グラム、乾いた状態より30グラム増えています。1回あたり3グラムほどの水を吸い込むようです。
タオルを干します。実際のタオル掛けではなく、服をかけるハンガーをつかいました。
1つは折らずにそのまま干し、もう1つは二つ折りにして干しました。
1時間毎に重さを量ります。水分が蒸発して乾いた分だけ軽くなります。
乾いた状態と同じ重さになったら終了です。
結果
結果は、次のグラフのようになりました。
折らない状態で干したタオルは5時間で乾いて元の重さになりましたが、二つ折りで干したタオルは乾くのに7時間かかりました。
やはり二つ折りにしたタオルは乾きが悪いことが分かりました。
考察
トイレに行くのは2〜4時間に1回
一般的にトイレの回数は、起きている間に5〜8回ぐらいだそうです。
起きている時間を16時間とすると、2〜4時間に1回はトイレに行くことになります。
タオルはずっと湿ったまま
タオルは折らずに干しても乾くのに5時間かかると検証の結果分かりました。
もし2〜4時間おきにトイレに行くのであれば、タオルはずっと濡れたままです。
折らずにそのままの状態でも、二つ折りにしても、トイレのタオルは朝使ってからずっと湿っている状態になっていると言えますね。
タオルは毎日変えましょう
朝使ったタオルはずっと湿っていますが、夜になれば長時間使わないので乾くかもしれません。
では乾いたタオルはきれいになっているのでしょうか?
ライオン快適生活研究所の実験によると、手をふいたタオルは一旦乾燥しても雑菌が繁殖しているそうです。(参考:洗面所の「タオル」はマメな交換を!)
ですから、タオルはなるべく毎日変えましょう。
タオルバー or タオルリング どちらでもOK
タオルを毎日変えるのであれば、そのまま干しても二つ折りで干してもあまり気にすることはありません。
タオルバー、タオルリング、どちらか迷った場合はお好みで選んでいいと思います。
まとめ
タオルを2つ折りにすると、乾きが悪くなることが分かりました。
ですがどちらも乾くのに時間がかかり、トイレのタオルはいつも湿った状態といえます。
なのでタオルは毎日変えた方がよいと思います。
毎日タオルを変えるのであれば、二つ折りになるタオルリングでもそのままかけられるタオルバーでもどちらでも構いません。
リングにするかバーにするかはデザインや設置場所を考慮して、お好みを選びましょう。