輸入壁紙の貼り方
輸入壁紙の貼り方をご案内します。
輸入壁紙は国産壁紙と異なり両脇に柄ではない余分な部分・ミミが無く、模様を綺麗に合わせる際に少し気をつかいます。
また壁紙の材質によってノリの付け方も変わりますのでご購入時にはぜひ確認しておいてください。
(作業の際はカッターの取り扱いにも気を付けてくださいね。安全第一!)
道具
基本的な道具
のりを塗る道具
あったら便利な道具
養生に必要な道具
下準備
古い壁紙をはがします
コンセントカバー、換気扇などははずします。
▲壁側と表側の間にテコの要領で。壁側のカバーを剥がさないよう注意しましょう。
壁紙の継ぎ目が分かれば、そこからめくってはがします。
デコボコがある場合はパテで平坦に補修をします。
デコボコがない場合は壁紙の上に貼ることも可能です。
▲壁紙を剥がした後
貼り方
壁紙を切ります
天井から床までの長さを測り、きりしろ(5〜10cm)を足して壁紙を切ります。
ものさしが傾かないように気を付けてください
2枚目以降はリピート(柄パターン)に注意をしてください。
1枚目を隣に置き、柄合わせをしてから必要な長さを切ります。
壁もしくは壁紙にのりを塗る
○壁紙の材質が不織布の場合
角や端はハケで隅々までのりを塗り、残りをローラーで壁に塗ります。
※のりをたっぷり塗ると微調整や貼り直しがしやすくなります。
○壁紙の材質が不織布以外の場合
壁紙の裏にクシ目ゴテでのりが均一になるように塗ります。
端はクシ目ゴテでは塗りにくいので折り目がつかない程度に壁紙を折り、壁紙の端を指でなぞってのりをつけます。
塗った後は折り畳み、5〜10分程待ちます。
壁紙(1枚目)を貼ります
おもりを使い垂直を出します。
垂直線に壁紙を合わし貼ります。
なでべらで空気を逃がします。
余分をカットします
竹べらでカットする所に”くせ”をつけます。
地べらにカッターをそわせ余分をカットします。
カッターは壁からはなさず、地べらをスライドさせます。
ぞうきんではみ出たのりをふきます(地べらで壁紙をカバーしてください)
柄合わせをしながら2枚目以降は貼ります
1枚目と同様にのりを塗り、1枚目と2枚目を柄合わせをしながら壁紙を貼ります。
▲貼ってすぐは壁紙がのりで滑って動くので丁寧に柄を合わせます。
つなぎ目にローラーをします
壁紙のつなぎ目にローラーで圧着をします。
完成
はみでたのりはぞうきんできれいにふいたら完成です。