国産壁紙の貼り方
基本的には国産壁紙の貼り方は輸入壁紙の貼り方で紹介している方法と同じです。
ただし国産壁紙には「ミミ」という部分があります。ここではミミを使った柄合わせの仕方をご紹介します。
国産壁紙のミミについて
国産壁紙には両端に「ミミ」という余分な部分があります。
このミミには色のついた線や矢印が書かれており、柄合わせの高さの目安としたり重ね合わせる際の上下を分かりやすくするためにあります。
また端の部分の糊を乾きにくくする役割もあります。
国産壁紙の柄合わせの仕方
柄合わせまでの工程は輸入壁紙とほぼ同じです。カットをする際はミミや柄を合わせながら切ります。
また国産壁紙は殆どが「塩化ビニール製」のため、のりは壁紙に塗り10分ほど置いてから貼ってください。
1.柄を合わせて貼る
柄合わせは2枚目以降を貼るタイミングで行います。
最初に貼った1枚目の上に重なるように2枚目を貼ります。2枚目をめくって柄がぴったり合うように調整してください。
2.ミミを切り落とす
柄を合わせたらミミの部分を切り落とします。
重なり合った部分を観察し、下の壁紙のミミと上の壁紙のミミの両方が切り落とせる位置(だいたい真ん中あたり)を探します。
見つけたらその位置で、壁紙を重なり合わせたまま切ります。
▲まっすぐ切り落とします
3.ミミを剥がす
2枚目に貼った壁紙のミミを剥がします。
剥がし終わったら2枚めの壁紙をめくり、1枚目の壁紙のミミも剥がします。
4.完成
全体をブラシでなで、密着させて完成です。
まとめ
- 基本的な貼り方は輸入壁紙と同じだが、国産壁紙には「ミミ」と呼ばれる部分があり柄合わせの工程が違う。
- 隣り合う壁紙を重ねて貼り、ミミを使って柄合わせをする必要がある。