手洗器・洗面ボウルの施主支給 進め方とポイント
新築やリフォームを依頼する施工会社は決まっているけれど、手洗器やボウルやペーパーホルダーは、自分のお気に入りを選びたい! そんな方には「施主支給」という方法があります。
施主支給とは
住宅建築や住宅設備に関する工事は一般的には施工会社が部材をすべて手配し取り付ける場合が多いと思います。しかし、施工会社で手配できない商品の場合は、施主自身が部材を購入し、その取り付けを施工会社にお願いすることができそれを施主支給と呼びます。
手洗器・洗面ボウルをはじめとした水を使うものや、照明など電気を使用するものなどは基本的に専門の業者に工事をお願いしましょう。
なぜ施主支給?他の方法は?
手洗器・洗面ボウルと配管・水栓一式の取り付けは施工を業者にお願いする施主支給が基本です。
-
新築(これから家を建てる方)の場合
設置は住宅工事を担当する施工会社(工務店・住宅メーカー)にお願いしていただくことが基本です。一般的には家を建てる場合、施工会社が一式にないますが、お客様(施主)が製品を購入して施工会社へ支給して工事してもらうことから「施主が製品を施工会社に支給する=施主支給」と呼びます。施工会社によっては「施主支給」を受け付けている 場合と、そうでないが場合がありますので、施主支給が可能かどうかを必ず確認しましょう。
「施主支給」の進め方、注意点はこちらで詳しくご紹介しております。
-
DIYの場合
自分で出来るとお考えの方は多いのですが、工具の準備や、配管の位置確認など専門知識が必要になります。原則といれたすでは、水回りに関する製品のDIYはお薦めしていません。
※設置方法、工具の選び方などについてもといれたすではサポートしておりません。
DIYのアイデア・事例
ペーパーホルダーやタオル掛けの交換など水回り、電気を使わないもの、簡単に出来るもの、
タイル貼りなどちょっと難しいけど可能なものはサイト内で 手順や事例をご紹介しております。
そちらはぜひお試しください。
施主支給の進め方とポイント
施主支給と聞くと、ちょっと段取が大変で難しい印象があるかもしれませんが、ご安心を!
事前の準備と周りへの確認を押さえておけば大丈夫。
1. 施工会社に伝える(できるだけ早く)
新築・リフォームで水回りを施主支給する際はできるだけ早く施工会社に相談しておきましょう。施工会社が部材や商品を発注した後では、キャンセルも難しくなります。
早めに希望を伝えれば、タイミング次第で間取り変更から対応できる可能性があります。その場合は、使える部材の選択肢が広がるため、希望に合わせたトイレ空間が作りやすくなります。
2.どんな商品ならよいのか、設置の条件を確認する
了承がもらえたら、どんな商品が設置可能か、奥行きや幅を何センチまで取れるのかを相談しましょう。手洗器・洗面ボウルは設置できるスペースが重要になります。購入した商品が使えないなんてことにならないよう取り付け条件をしっかり確認しておきましょう。
3.商品を選ぶ
条件に合う商品を選びましょう。
同じ形でも、柄や色、材質などいろんなタイプがあるので、お好みのデザインをじっくり選んでください。
といれたすのサイトでは、手洗器を大きさ別で選べるように分類するなど、手洗器の選び方を分かりやすく掲載しています。
4. 施工会社に商品を確認してもらう
商品を選んだら、注文前に商品の図面を施工会社 にチェックしてもらうとより安心です。
といれたすでは、各商品ページに図面をご用意しています。必要な部材が全部そろっているかどうかも確認してもらうと良いでしょう。岡山近隣にお住まいの方は、ぜひ施工会社と一緒にといれたす店舗までお越しください。実物を見ると施工会社も取り付けのイメージがしやすくなります。
5. 余裕をもって注文する
商品が決まったらいよいよ注文です。
注文はできるだけ余裕をもって早めに行いましょう。
デザイン性の高いものは1つひとつの生産量が少ないので、納期がかかることがあります。標準的な 納期というのはあくまで目安です。まれにメーカーにも在庫がなく次の生産まで時間がかかってしまう、流通状況でなかなか届かない、なんてことも起こりえます。工事は部材が1つ足りないだけでも遅れてしまいます。余裕をもったスケジュールを立てて、早めに注文しましょう。
といれたすでは、ご注文前の納期確認だけでも受け付けています。お気軽にお問い合わせください。
施工・完成
届いた部材を取り付けてもらい、完成です。
まとめ
施主支給は、施工会社さんにすべてをお願いするよりも手間がかかりますが、お気に入りの商品を選んだ分、愛着を持てるこだわりの住空間ができます。
といれたすでは、みなさんの施主支給が上手く行くようにお手伝いしますので、お気軽にご相談くださいね。
水回り製品を施主支給する際に必要な事をまとめた“チェックシート”を用意いたしました。
メーカー・工務店の担当者との打合せ、ショールームなどでの確認時に利用ください。