- ホーム
- 商品の選び方
- 手洗器・洗面ボウルの選び方
- 水栓・蛇口の選び方
水栓・蛇口の選び方
手洗器・洗面ボウルが決まったら、次は蛇口(水栓)選びです。使い勝手も考えて、ボウルに合ったものを選びましょう。
ポイント1. 給水管を選ぶ
給水(水の取り出し口)には2通り、水栓には2タイプあります。
-
(1)壁給水×横水栓タイプ
【壁給水】
給水口が壁にあるもの。
ボウルより上の壁からの給水には横水栓を使います。【横水栓】
ボウルより上の壁からの給水(水の取り出し口)の場合は、横向きの蛇口(水栓)を直接給水口につなぎ使用します。 -
(2) 壁給水×立水栓タイプ
【壁給水】
給水口が壁にあるもの。
ボウルより下の壁からの給水には立水栓を使います。【立水栓】
ボウルより下の壁からの給水(水の取り出し口)の場合は、立った蛇口(水栓)を使用します。 -
(3)床給水×立水栓タイプ
【床給水】
床に給水口があるもの。
床給水には立水栓を使います。【立水栓】
床給水の場合は、給水(水の取り出し口)が床にあるので、立った蛇口(水栓)を使います。
給水方法を途中から変えると配管工事などが発生し大変です。
始めに施工会社に確認しておき、それにあった蛇口(水栓)を選びましょう。
ポイント2. 洗面ボウルの置き方に合った 蛇口(水栓)の高さ
立水栓の場合は、ボウルの設置と合った高さを選びましょう。蛇口が低すぎると手が洗いにくく、高すぎると水が飛び散ってしまいます。
-
背の高い立水栓(洗面ボウルの設置が「置き」の場合)
ボウルの設置が「置き」(天板に埋め込まず置いた ままの設置)の場合は、ボウルの底が天板と同じ高さ、フチが天板より高くなります。この場合は、背の高い蛇口(水栓)を選びましょう。
-
背の低い立水栓(洗面ボウルの設置が「埋め」の場合)
ボウルの設置が「埋め」(天板に埋め込む設置)の場合は、ボウルの底が天板よりも低くなり、フチが天板と同じ高さになります。この場合は、背の低い蛇口(水栓)を選びましょう。
-
横水栓の場合は、取り付け位置を調整
横水栓の場合は、蛇口(水栓)の取り付け位置を自由に変える事ができます。使いやすい高さに取り付けましょう。
ポイント3. デザインを選ぶ
蛇口の形
立水栓には大きく分けて、「グースネック」と「ストレート」の2タイプがあります。
グースネック型
ガチョウの首のように曲がっている蛇口(水栓)です。きれいな曲線がエレガントです。
グースネック型水栓の一覧をみる
ストレート型
まっすぐ立っている形で、モダンな印象になります。
ストレート型水栓の一覧をみる
レバー・ハンドル
立水栓には大ハンドル型・レバー型、組合せで選ぶこともできる商品もあります。
レバー・ハンドルの位置
レバー・ハンドルは、蛇口の根本に付いているものと、上部に付いているものがあります。
手洗いのスペースをより小さくコンパクトにするなら、レバー・ハンドルが頭についているほうが使いやすくおすすめです。
根本にレバー・ハンドルがある
昔からある形で、上部がスリムで全体にスッキリ見えるのが特徴です。
根本にレバー・ハンドルがある水栓一覧をみる
上部にレバー・ハンドルがある
ボウルの真上にレバー・ハンドルがあるので、水濡れする場所は少なくてすみます。
上部にレバー・ハンドルがある水栓一覧をみる
蛇口の機能
単水栓、混合水栓
水だけを出すのが単水栓、水もお湯も出すことがで きるのが混合水栓です。
トイレの手洗いだけなら単水栓、洗面としてお湯も使いたいのであれば混合水栓を選びましょう。
単水栓一覧をみる混合水栓一覧をみる
飛び散りにくい泡沫(ほうまつ)水栓
蛇口の穴の部分が蜂の巣のようなフィルターになっていて、水に適度な気泡(空気)が混ざる泡沫水栓もあります。水が少なくても勢いがあるので節水でき、水が飛び散るのを抑える効果があります。コンパクトな手洗い器で、周りに水を飛ばしたくない時にはオススメです。
自動水栓
触れずに使用できるため衛生的。電池式のため電源も必要ありません。また一定の時間が経過すると止水するので、閉め忘れ防止効果もあります。
自動水栓一覧をみる
まとめ
給水・排水の位置、手洗器・洗面ボウルの形と 置き方で使い勝手の良い水栓が自然と絞られます。好みも大切ですが長く快適に使い続ける ためにまずは設置場所と置き方を確認してみましょう。