DIYするなら輸入壁紙がおすすめ
DIYで壁紙を貼りたい方必見!DIYをする上で知っておきたい、輸入壁紙と国産壁紙の特徴を比べてみました。
比較1:幅の違い
実は幅・素材の違いより輸入壁紙は国産壁紙に比べたらすごく貼りやすく初心者の方におすすめです。
輸入壁紙
ロール幅は53cmか68cmのどちらか。女性の肩幅程度の幅のため押さえやすいサイズ感です。
国産壁紙
ロール幅は90cm。両手を大きく広げる必要があるため、女性が貼るのは少々大変。
幅が違うだけでも負担は大違い!実際に壁紙を貼る際は高いところでの作業もでてきます。脚立などに乗りながら両手を大きく広げてしっかり押さえるというのは案外大変な作業です。
そのためロール幅が短い輸入壁紙のほうが貼る負担が少ないのです。
比較2:のりの付け方
輸入壁紙(不織布製)
輸入壁紙は水分を含んでも伸び縮みしない「不織布製」が大半です。不織布製の場合はハケ・ローラーで貼りたい壁に直接のりを塗ることができます。
壁に直接のりを塗ることができるため、省スペースで作業ができます。
輸入壁紙(紙製・塩化ビニール製)
輸入壁紙でも「紙製」「塩化ビニール製」の場合は、のりの水分を含むと約1%程度サイズが伸びます。
下記の国産壁紙同様、壁紙の裏にのりを塗りあらかじめ10分程置いてから貼りましょう。
国産壁紙
国産壁紙はのりの水分を含むと約1%程度サイズが伸びてしまう「塩化ビニール製」がほとんど。
不織布製のように壁にのりを塗って貼ってしまうと、時間が経ったときに合わせた柄が伸びたサイズ分ずれてしまいます。
壁紙の裏にのりを塗りあらかじめ10分程置いてから貼りましょう。壁紙を広げられるスペースが必要です。
比較3:ミミと柄合わせについて
国産壁紙には両端に「ミミ」という余分な部分があります。
このミミには色のついた線や矢印が書かれており、柄合わせの高さの目安としたり重ね合わせる際の上下を分かりやすくするためにあります。
また端の部分の糊を乾きにくくする役割もあります。
柄合わせについて
柄物の壁紙を貼る際、継ぎ目で柄がずれないようぴったり合わせる「柄合わせ」をする必要があります。
国産壁紙はミミを使って張り合わせる必要があり手間がかかります。輸入壁紙は高さを合わせるだけで良いので初心者でも簡単に柄を合わせることができます。
▲国産壁紙はミミを使って高さを合わせる必要があります
▲輸入壁紙は柄の高さを合わせるだけでOK
まとめ
- 輸入壁紙は横幅が狭いので女性でも貼りやすい。
- 輸入品に多い「不織布製」の壁紙は壁に直接のりを塗れる。
- 国産品に多い「塩化ビニール製」や「紙製」の壁紙は、のりを壁紙の裏に塗る必要がある。壁紙を広げるスペースが必要。
- 輸入壁紙のほうが柄合わせの工程が少ない
- DIY初心者や女性にとっては、貼る作業やのり付けの負担が少なく貼れる「輸入壁紙」がおすすめです。